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マヤ

犬 or 猫
家族になった日2014年05月18日
譲渡時の年齢推定2-3歳
募集時の名前まりチカ
現在の名前マヤ
家族構成夫婦(40代後半)

公開日:

保護犬・猫を迎えようと思ったきっかけ

以前、野良犬を手なずけて飼っていたため、野良経験のある犬の個性が好きでした。また表情豊かな雑種が好きということもあり、自然と保護犬に関心が向きました。
飼えるペットの大きさに制限があるマンション住まいのため、雑種を子犬から飼うと成犬時に規定オーバーになる可能性がありました。また、今までが成犬からの飼育だったので、頻繁に細かいお世話が必要な子犬を飼う自信がありませんでした。
それで、雑種の小柄な「成犬」という条件で探す中、マヤ(旧:まりチカ)を見つけました。

成犬・成猫を迎えた感想

近所の犬、もしくは昔はよくいた野良犬など、成犬でも知り合った人達に当たり前に懐いていませんか???
犬は人間と長年助け合ってきた生き物、保護犬も一緒です。むしろ保護犬のほうが人の手の温かさのありがたさをよく知っていると感じています。
最初は警戒して籠城したマヤも、今やすっかりお父さんっ子&お母さんっ子です。
成犬は、人から指示を与えられると「この人は仲間で強くて自分を守ってくれる存在」と喜びます。成犬が、言われていることを一生懸命理解しようとするケースを多く見てきました。
マヤも、基本的な躾は難なくこなしました。さらに人間とルールを作って色々と遊びたがるので、今後ゲームのレッスンを受けようと思っています。
野良犬として2匹の子犬を育て上げ、生き残ってきたマヤはとても優しく、大変物覚えが早く、芯の強い犬です。小さなびびりワンコには低姿勢で接し、大きなパワフル犬には体当たりで挑発して遊ぶなど、相手を見て的確に対応できます。
人に対しては、感情に敏感で次の行動をすばやく読み、その洞察力と細やかな配慮はこちらが見習いたいほどです。
しっかりとした自我と豊富な経験を持つマヤ。かわいいだけでなく生き物の先輩として「信頼し尊敬できる」のは、困難を乗り越えた成犬だからこその醍醐味です。

大変だったこと

我が家に来たときはエサも水も受け付けず、警戒心の塊でした。散歩時も周囲の全てに怯え、その度に「大丈夫だよ」となだめていました。
でも、一度人を信用すると、あのビビリさんはどこへやらで、車はもちろん、フェリーや電車での旅など、何でも家族と一緒にこなす甘えん坊さんに変身しました。
また、譲渡時はフィラリア陽性でしたが、ちばわんからのアドバイスと獣医さんの全面的な協力のもとに治療を進め、無事陰転しました。

嬉しかったこと

日々絆が深まる中、マヤは犬を飼うことで経験できる喜び全てを、これ以上ないほど私たちに与えてくれています。
それに加え、人&犬の輪が予想以上に拡がったことが大きな喜びです。
小柄なマヤが野良として子犬を抱え、生きていく上で身につけた一つなのでしょう。他犬への対応が天才的に上手です。どんな犬ともすぐ仲良くなり、どんどん犬仲間が増えています。優しいマヤの周りにはいつも人や犬が集まり、笑顔にあふれています。
マヤが、野良時代のトラウマで怖がるようなことがあれば、犬仲間、飼い主仲間みんなが「マヤちゃん、大丈夫だよ」とすぐになだめて守ってくれます。
マンションに越したばかりで近所にお友達が少なかったのですが、マヤが来てから犬も人も数え切れないほど良いお友達ができ、毎日の生活が劇的に変わりました。
マヤのことを「我が家に舞い降りた幸せの黒い犬」と呼んでいます。

保護犬・猫を迎えようと検討している方へのメッセージ

保護犬を迎えることは他の方法で犬を迎えるのと同様、命のバトンを受け取り、その全てに責任を負うという事です。
ただ、犬種による個性があるように、「保護犬」としての個性は少なからずあると思います。特に成犬は、元からの性格に、生育環境による習性が合わさった個性を持っていることが多いと思います。
犬種辞典の代わりは、愛護センターの記録、保護団体や預かりボランティアさんになります。
保護犬たちは、保護後の基本的な治療や世話などを預かりさんのもとで経験しています。育った環境、性格、健康上の注意点など、ブログや書面、いぬ親会、問い合わせなどで可能な限り教えてくれます。
マヤは、野良暮らしのせいで初対面の人には警戒心をあらわにしますが、本来は大変人懐こい性格であることが徐々にわかってきました。そのため多少ビビりさんの一面が出ても、どんどん人と触れ合うようにさせています。今は、犬連れの人はほぼ警戒しなくなりました。また大好きな人がくると遠くからでも見つけ、尻尾を振って駆け寄るまでになりました。

私は、預かりさんのブログでマヤの日常の様子と桜を見上げる写真をみて「来年の桜はこの子と一緒に見る!!」と心に決めた瞬間を、今でもはっきり覚えています。
これからも頑張り屋さんのマヤの力を信じ、マヤが出すサインを見落とさず、彼女の個性をもっと伸ばしていくつもりです。
運命の子が見つかったその後は、本当の家族=「いぬ親」になった人だけの楽しみ、「人生+犬生=“わん”ダフル・ライフ!」が待っていますよ!

Photo

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