性格・その他

シベリアンハスキーの男の子です。
本来は明るくて活動的なハスキーらしさを持っていますが、社会化期に適切な経験を積むことができず、家庭犬には程遠い状態です。
日常的にお世話する人間には心を許し、尻尾を振るなど感情表現は豊かですが、在宅時間が短い家族を苦手としています。気配がするだけで食事が出来ません。他にも食事時に宅配が来たり、色々な要因で食事をしない事が時々あり、それが原因で痩せ気味です。
トイレはペットシーツを認識して使っていますが、柱などにマーキングする癖がまだ抜けません。
以前は、長期間バリケンに複数頭入れられる生活を送っていたようで、未検査ですが少し骨格に歪みがあるようです。視力も当初は見えづらい様子でしたが、最近は気になりません。
胃腸は少し弱めです。飢えていたので何でも口にし、食糞もします。部屋の壁紙を剥がして食べたり、プラスチックフェンスをガムのように食べた事があるので、異食には十分な注意が必要です。
散歩はまだまだ練習中で、人が後ろに立っていたり、リードが張った状態になると、パニックになり振り切って逃げようとするので落ち着かせるまで時間がかかります。車を避けようとリードを短く持つと、驚いて車の方に飛び出そうとするのでこちらも注意が必要です。
家の中でも何かのきっかけで恐怖を感じると逃げ回り、自分から来る時は触れますが、人から行くと逃げます。信頼関係を築くには時間がかかります。
気性が激しい犬は苦手で、吠えられると怯えますが、同胎兄弟のプロキオンに依存しているので、仲良くしてくれる先住犬がいた方が安心出来ると思います。先住犬がいないと日常生活を送るのが厳しいかもしれません。
留守番は出来ますが、目を離すと異食の心配があるので、極力短めで口にする物がない空間を作る必要があります。身体能力が高くどこへでも飛び乗るので、脱走は細心の注意が必要です。
まだまだ沢山の学習が必要です。力による躾や厳しい言葉ではなく、仔犬を正しい方向へ導くような優しさのポジティブトレーニングを主体とする躾で、初夏から晩秋までエアコンでの温度管理を徹底して下さるご家庭が理想です。大きな体躯で力も強いため、小学生以下のお子さんのいらっしゃらないご家庭で、お留守番の少ない環境を希望しています。
引き続き室内飼育で、脱走・逸走防止に尽力して下さり、定期的なワクチン接種やフィラリア予防などの健康管理をお約束いただける東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城
のご家庭で、終生家族の一員として可愛がって下さる方からのお問い合わせをお待ちしています。
申し訳ございませんが、単身の方や主にお世話をされる方が高齢の方のご家庭の場合のお申込みにつきましてはお断りさせていただきますので予めご了承ください。（19/07/14)