愛犬・愛猫を自ら好んで迷子にさせる人などいません。
しかし、残念ながら気をつけているつもりでも、うっかり不注意で、家の中から、あるいはお散歩中に逸走させてしまう事例が起きています。
犬や猫が迷子になると、交通事故などで「大怪我」や「死」に直面することもあります。
また、動物愛護センターで殺処分される犬・猫には相当数、迷子になって家に帰ることが叶わなかった犬・猫が含まれます。
犬猫の命を救うために、常時、迷子札・鑑札付きの首輪をつけさせることやマイクロチップの注入などの予防措置が不可欠です。
そして、犬や猫が迷子になるパターンは情報として蓄積されていますので、迷子になる原因を知りそれを予防することで、ほとんどの迷子は防げます。
これからの夏休みの時期には特に、迷子が増える傾向があります。
夏は、お子さんを含む来客が増えて、玄関ドアや玄関ゲートの開けっぱなしが行われるようになったり、網戸の使用により、網戸を破ったり開けたりしての逸走が増えます。
また、花火や雷が多いため、音や光でパニックになった犬や猫が逸走するケースも増えます。
夏の迷子の3大原因をお知らせします。
夏の迷子の3大原因
1. 玄関・玄関ゲートの開けっぱなし
ちばわんでは、「玄関用ペットゲート」の設置をお願いしています。
しかし残念ながら、最近、犬の脱走事例で一番多いのは、開けっ放しの玄関から犬が出て行ってしまった、というものです。
家族間では、犬の逸走防止に注意していたとしても、お子さんの友人、親戚、知人、出入り業者などが全員きちんと玄関ドアや、ゲートを閉めてくれるとは限りません。
まず、家族以外の方が自由に出入りして犬が逸走することのないよう、玄関には鍵をかけて来訪を知らせてもらうようにしましょう。
できれば玄関には、常時、自由に犬が行けないようにする必要がありますが難しい場合は、来客時には犬をクレートに入れたり、室内にリードを固定できる場所を作っておき、リードに繋ぐことも脱走予防に有効です。
開けっ放しを防ぐ「玄関ゲート」として「オートクローズ式」のゲートがお薦めです。
赤ちゃん用のベビーゲートにも同様の製品があります。「ゲート オートクローズ」で検索してみてください。
2. 網戸からの脱走
とくに夏の時期の脱走事例として報告が多いのは、犬・猫とも網戸からの脱走です。
中型犬以上のサイズの犬では体当たりや、爪で引っ掻いて網を破ることもあり、サッシよりも軽い網戸を器用に開けるケースもあります。
2階の窓だからと安心していると、屋根に出て脱走することもあります。
特に猫は扉を開けるのが得意で、自分で開けてしまったり、鋭い爪で網を破ることがあります。(イラスト参照)
網戸の前にフェンスを置くなど、破られない開けられない工夫をしてください。
利用できる材料として犬のサークル用の「ジョイントサークルのパーツ(写真参照)」があります。
「ジョイントサークル 単品」で検索してみてください。
3. 旅先での脱走
とくに保護犬・保護猫のトライアル中や、譲渡されてまもない時期に、まだ家族や環境に慣れていない犬や猫が旅先で脱走すると、捜索が非常に困難になります。
トライアルが終了し、十分に家族に慣れるまでは、旅行や、別荘、セカンドハウスなどに犬や猫を連れて行かないことが大切です。
家族に慣れている犬でも、車に乗ったときフリーにしているとドアを開けた途端に脱走することがあります(イラスト参照)。
車に乗せるときは、犬はクレートに入れるか、短めのリードで「ヘッドレストの支柱」などに係留し、リードに繋ぎかえるときはドアを閉めた車内で行うなど、十分注意してください。
また、旅先の「ドッグラン」のフェンスが壊れていて脱走した。という事例もあります。
知らない場所の施設の利用は、事前に安全の確認をお願いします。
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