性格・その他

まん丸の瞳と大きな耳、長い手足が特徴的な男の子です。
先住犬や新しい預かり犬にはとても友好的で、その天然な明るさで緊張している犬の心をほぐしてしまうようです。
捕獲時のトラウマなのか、または母犬に人間は怖いと教わったのか、預かり当初は人に対しての警戒心が強く、指一本触れただけでも飛び上がって逃げまどいました。徐々に「おやつを手から食べられるようになり」「口元を触らせてくれるようになり」と、ゆっくりではありますが人間の事を受け入れ始めています。
現在は「わーい」と飛びついて来たり、べったりくっついて寝そべったりと自分から人間に近づく事は問題ないようです。ただ、人間側からのアクションですと怖さを感じてしまうようで、両手で触ると体を離してしまうこともありますし、サバ男の方向へ歩いていくと逃げてしまう事などがあります。
優しく話しかけながら触れ合ったり、逆にガシガシと触ったり、手を掴んで握手してみたり、人間とのスキンシップが自然の事としてサバに受け入れられるようトレーニングをしています。
何よりもゆっくりと信頼関係を築いていくことが、サバ男との生活の上で重要な事だと考えています。それゆえ、無理に何かをサバ男に強いることは避けているため、お散歩はまだ行くことが出来ません。サバ男自身が「行く!!!」と決断する日が来るのをゆっくりと待っています。
ヘタッぴな生き方しかできないサバ男ですが、サバ男のペースに寄り添い、他の子と比べるのではなくサバ男自身を見つめ、向き合い、ゆっくりと歩ませてくださる方の家族になれたなら、この子にとって素晴らしい一生になると考えております。
引き続き必ず完全室内飼育で、定期的なワクチン接種、フィラリア予防薬の投与等の健康管理のお約束、脱走・逸走には充分気をつけていただける関東圏内のご家庭で、終生家族の一員として大切にしていただける方からのお問い合わせを心よりお待ちしています。