シュヴァンツ

犬 or 猫	犬（成犬オス）
家族になった日	2015年03月27日
譲渡時の年齢	推定3歳
募集時の名前	シュヴァンツ
現在の名前	シュヴァンツ（変更なし）
家族構成	父（40代）・母（40代）・娘（20代）

公開日：2015/12/21

保護犬・猫を迎えようと思ったきっかけ

元々うちには同時に４頭の犬がいました。どの子も知り合いが飼えなくなり我が家で引き取った成犬ばかりです。
皆、天寿を全うし家の中が寂しくなり、今度も飼い主の居ない犬を迎えようと家族で話していました。
そして、篠崎のちばわんいぬ親会に参加しました。どの子も可愛くて決めかねていました。
預かりボラさんの元で家庭犬として心と身体をケアしてもらっていて、皆可愛い。
ふと遠目から見ると沢山犬たちが居る中、芝生でゴロゴロして空を見上げている子がいました。
その瞬間、永遠の一瞬を見たような気がします。運命を感じました。
すぐ預かりボラさんの所に行って話を伺うと…この子は結構重いフィラリアで一生心臓の薬を飲まなきゃいけないことなどを聞きましたが、すでに私の中では、この子がいいと決めていました。
フィラリアの知識が無かったので今までお世話になっていた獣医師にも電話で相談。
どうしても飼いたいなら全力でサポートするという嬉しいお言葉。
こうして無事いぬ親としてシュー君を迎えることが出来ました。

成犬・成猫を迎えた感想

まず、落ち着いているなぁと思いました。本当に保護犬？と思う位、性格も良くとても甘えん坊さんでしたね。
すぐにうちの家にも家族にも慣れてくれて、常に目の届く所に陣取るって感じです。
私はやっぱり運命だったなぁと本気で思っています。フィラリアも心臓も気をつけながら楽しいわんこ生活を送っています。
成犬は懐かないなんて、大間違い。逆に愛情に飢えていると思います。甘えん坊さんが多いかな。
センターに居たんだから当然かもしれません。私は今でもちばわんのセンターレポートを欠かさず見ています。

大変だったこと

先程も書きましたがシュー君は少し重いフィラリア症です。ちばわん側でボルバキア治療をすでに１クール済ませていました。
２クール目は私が引き継ぎました。本来副作用もなく無事に終わることが多い中、シュー君は薬に過敏に反応しました。
１ヶ月間ビブラマイシンを飲ませ、その後２ヶ月お休み、それで１クール。シュー君は３～４クール必要だと思っていました。
２クール目は下痢、嘔吐、発熱でご飯も食べられず、注射で栄養を摂っていました。
３クール目の前に血液検査をしたら数値が悪く３クール目は断念。
シュー君の身体を思えばそれが正しい選択でしょう…正解のない答えに飼い主は応えなければならない。
にっくきフィラリア、どうぞ悪さをしないでね。

嬉しかったこと

シュー君を迎えて思いましたが、やっぱり家に犬が居ると明るく楽しい家庭になります。
娘は成人していますがシュー君のこととなると家族は一致団結、一家団欒になります。
そして何よりシュー君が私たちを信頼してくれて、口は聞けなくても瞳で会話するって感じですね。
今、何をしてほしいのか、何がしたいのか、ずっと一緒だと分かります。
成犬だともう性格も分かっていて、犬を飼ったことがない方でも大丈夫だと思いますよ。
いつも一緒でぬくもりがお互いに嬉しいですね。
それから、フィラリアの知識がない私に預かりボラさんやちばわんのフォローはとても心強かったです。
心配でオロオロしてても大丈夫だからっていつも励ましてくれました。嬉しかったです。成犬を家族にして本当に幸せです。迷っている方ぜひご検討を…

保護犬・猫を迎えようと検討している方へのメッセージ

私たち家族はシュー君がきてくれてとても幸せです。もし成犬を家族に迎えたいと思ったらいぬ親会に参加してみてくださいね。
沢山のワンちゃんを見てください。ちばわんがセンターから引き出し、預かりボラさんの元で心と身体をケアした性格が良い子ばかりです。
いぬ親さんが決定した時の、預かりボラさんのなんともいえない涙を知ってます。
いずれ手放すのに時間と手間をかけ家庭犬として再出発できるよう愛情を注いでます。
とにかく検討されている方は沢山のワンちゃんを見てくださいね。
うちはシュー君のフィラリアが陰転したらもう１頭成犬を引き取る予定でいます。